重要無形文化財久留米絣技術保持者会

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重要無形文化財

 

我が国は建造物や絵画などの有形文化財とともに、演劇、音楽、工芸技術などの無形の「わざ」についても保存・活用の対象として無形文化財に指定しています。無形文化財は人間の「わざ」そのものであるために、「わざ」を体得している保持者または保持団体を無形文化財として認定しています。
そのなかでも歴史上または芸術上価値の高い、特に重要なものが「重要無形文化財」です。

久留米絣の反物
作業写真

久留米絣は昭和32年に重要無形文化財に指定され、当初は「手くびり」「藍染め」「なげひの手織り」の各技術の代表者が保持者として認定されていましたが、絣の制作が江戸時代より団体として継承されているとして、昭和51年の法改正により、「重要無形文化財久留米絣技術保持者会」が保持団体に認定されました。

 

指定要件(原文のとおり)

  1. 手くびりによる絣糸を使用すること。
  2. 純正天然藍で染めること。
  3. なげひの手織織機で織ること。

重要無形文化財
久留米絣技術保持者会

 

重要無形文化財久留米絣技術保持者会は、昭和51年に発足しました。
会員は指定要件ごとに技術保持者、技術伝承者の資格を有しています。
保持者会では、重要無形文化財の指定要件を満たす久留米絣の技術を継承し、さらなる飛躍をめざして、筑後の心・自然・風物などをテーマに、常に新しいデザインを追求し、木綿絣着尺を制作しています。

久留米絣の道具と材料

メンバー・工房

技術伝承者○ 技術保持者◎

事業所 会員数 工房代表者 会員氏名 技術
1 1 山村 省二 山村 省二
2 山村 文子    
3 柿原 真木子
2 4 森山 哲浩 森山 虎雄  
5 森山 哲浩
森山 万井    
7 内田 美鈴
3 8 池田 光政 池田 光政  
9 池田 美智子    
4 10 野村 篤子 野村 篤子  
5 11 冨久 洋 冨久 公博  
12 冨久 須惠子    
13 冨久 洋
14 冨久 雅美  
6 15 田中 麻実子 田中 麻実子
7 16 松枝 小夜子 松枝 小夜子
17 加藤 伸子  
8 18 佐藤 博美 佐藤 博美  

特別会員 工房代表者 会員氏名 技術
山村 健 山村 健  
山村 ツナヨ    
小川内 龍夫 小川内 龍夫  
小川内 幸子    
緒方 早雪 緒方 早雪